今年1月25日にリリースしたデビュー15周年記念シングル「月枕」(テイチクエンタテインメント)が好調の演歌歌手・竹島宏が3日、東京・代々木上原のLive Lounge UEHARAでファンイベントを開いた。同イベントは、シングル「月枕」通算5形態目となる「15周年ありがとう盤」が中秋の名月(10月4日)に発売されるのを記念して行われたもの。
シングル「月枕」は、1月の発売後、初登場&2週連続オリコン演歌チャート1位▽発売5カ月でオリコン演歌チャート返り咲き1位▽発売半年後にオリコン演歌チャート2度目の返り咲き1位&3週連続オリコン演歌チャート1位▽1~9月まで通算6度のオリコン演歌チャート1位など、これまでの竹島から “覚醒” したともいえる実績を残し、上半期オリコン演歌チャートでも6位にランクインした。
これらの記録は「直接ファンに歌を届けたい」と竹島自ら地道なキャンペーンを積み重ねてきた結果で、今年すでに120回のキャンペーンを実施。今後も40回以上が予定されており、今回新たに発売する「15周年ありがとう盤」で間近となったセールス10万枚突破へ向けラストスパートをかける。
この日のイベントでは、ライブを行い新曲「月枕」や「紫の月」「ムーン・リバー」など「月」にまつわる楽曲を披露した他、「20年以上ぶり」(竹島)という餅つきにも挑戦した。
「月枕」が10万枚に迫るヒットを記録していることについて、竹島は「とても嬉しいです。8万枚を超えたのはデビュー以来はじめてで、全国のファンの皆さんに感謝しています」と述べ、年末のNHK紅白歌合戦を念頭に「15周年を節目に歌い手として、もう一段上にあがっていきたい」と意欲をみせていた。