9月27日にニューシングル「道ひとすじ」(キングレコード)をリリースした演歌歌手、福田こうへいの大ヒット曲「南部蝉しぐれ」の歌碑除幕式が同30日、福田の生まれ故郷、岩手・雫石町の野菊ホール(中央公民館)玄関前広場で行われた。
「南部蝉しぐれ」は2012年10月24日にキングレコードから発売された福田のメジャーデビューシングル。約35万枚の大ヒットを記録し、アルバム収録などをあわせると約70万枚をセールス。発売翌年の13年に同曲で「NHK紅白歌合戦」初出場を果たした。
歌碑は高さ1860ミリ(台座含む)、幅1800ミリで、インド産黒御影石を使用し、総工費約400万円で建立。同ホールから見渡せる「岩手山」をイメージしてデザインされ、構想から約1年かけて完成した。
除幕式典には、深谷政光・雫石町長をはじめ、地元のテレビ、ラジオ局の社長ら多くの来賓客や全国から集まった300人を超えるファンが参集。
福田は「この歌碑が皆さんへの恩返しの一つになり、自分のもう一つの誕生日にもなったなと思っております。これからも皆さんに応援していただける歌手を目指して歌ってまいりたいと思います。皆さん、今日は本当にありがとうございました」と話していた。