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松竹『HiGH~』278S生中継の完成披露

【FREE】松竹『HiGH~』278S生中継の完成披露

2017年08月11日
『HiGH&LOW2』完成披露プレミア 『HiGH&LOW2』完成披露プレミア

 松竹配給『HiGH&LOW THE MOVIE2/END OF SKY』の完成披露プレミアイベントが9日夜、有楽町の東京国際フォーラムホールAで開催され、4千人のファンが集まった。イベントには4千人のほか、全国47都道府県の劇場278スクリーンでライブビューイング中継され、3万人を動員し大活況を呈した。これは完成プレミアのLVスクリーン数として日本史上最大。シリーズ第1弾『THE MOVIE』時は101。2・5倍以上の盛り上がりを見せた。当日は出演の岩田剛典、黒木啓司、NAOTO、TAKAHIRO、登坂広臣、AKIRA、窪田正孝、林遣都、山田裕貴、中村蒼など60人、企画プロデュースのHIRO、監督の久保茂昭、中茎強、脚本の平沼紀久が登壇した。
 5つのチーム「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」で成る、SWORD地区。彼らの前に新たな敵が立ちはだかる。各チームの想いが交差する中、未来をかけた最大の戦いが始まった。その果てに待ち受けるものは、希望か、絶望か――。

 会場は熱気に包まれていた。開始直前に暗転。この時点で感極まり泣き出すファンもいた。チームごとに登場したが、第1陣の岩田率いる「山王連合会」が姿を見せると、割れんばかりの歓声が巻き起こった。大歓声はゲスト全員が現れるまで続き、同シリーズ、EXILE TRIBEの人気度を示した。

 今作の出来栄えについてHIROは「いよいよ完成。ここにいる素晴らしいキャスト、スタッフの皆さまのおかげで日本映画史上に誇る素晴らしい作品が誕生した。何回観ても面白い作品だと思うので、今日の上映を楽しんで頂き、好きなシーンなどを見つけてもらえたら嬉しい」、久保監督は「生で観ているような迫力ある映像が満載で、本作でしか観られないようなカーアクションが見どころなので、お楽しみ下さい」、中茎監督は「これまでの日本映画の常識を覆すような作品となっているので、ここにいる超全員主役のキャスト陣による最高傑作を是非」とそれぞれに自信を覗かせた。

 主要キャストのひとりである岩田は、「撮影中に誕生日だったので、山王連合会のメンバーがサプライズでお祝いしてくれたことが思い出。その次の日も久保監督とアクション監督の大内(貴仁)さんが撮影用の大型トラックにバースデーケーキをのせて持ってきたくれたことが嬉しかった」と振り返った。その後、チームの代表者が質問に応じていったが、自然と役名でお互いを呼び合うなど、団結して撮影に臨んだ様子が窺えた。

 企画制作はHI‐AX。製作は『HiGH&LOW』製作委員会。8月19日より全国ロードショー。なお、11月11日には『HiGH&LOW THE MOVIE3/FINAL MISSION』が公開を控えている。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。