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福田こうへい、初日迎え涙「自分と重なる」

【FREE】福田こうへい、初日迎え涙「自分と重なる」

2017年02月11日
明治座で東京初座長公演の初日を迎えた福田こうへい 明治座で東京初座長公演の初日を迎えた福田こうへい

 2016年大晦日に3回目のNHK紅白歌合戦出場を果たした演歌歌手・福田こうへいの東京初座長公演「福田こうへい特別公演」が10日、東京・日本橋浜町の明治座で開幕した。

 同公演は芝居とコンサートの2部構成。

 第1部「母ちゃんの浜唄」(原案・さわだすずこ、脚本&演出・堤泰之)は、岩手から集団就職で東京に出てきた福田演じる主人公が故郷の母親や周囲の人々に支えられながら懸命に奮闘し、築地市場の仲卸店の店主になる様子を描いた物語。

 第2部「福田こうへいコンサート2017」では、2月8日にキングレコードからリリースした第1部の芝居と同名の新曲「母ちゃんの浜唄」(作詞・さわだすずこ、作曲・弦哲也、編曲・南郷達也)などを披露する。

 本番前、初日鏡開きを行なった福田は第1部の芝居について「台本の半分以上が自分の人生と重なる。幼い時からの辛さが芝居に出るかな…」と堪え切れず涙。「お袋にたくさん迷惑かけた。人は他人に助けてもらい生かされている。皆さんに共感して頂ければ」と話していた。

 福田は会場の外で寒風吹きすさぶ中、開場を待つ多くのファンに笑顔で手を振り応えていた。

 公演は同所で2月27日まで。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。