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東映『探偵はBAR』会見で新ヒロイン発表

【FREE】東映『探偵はBAR』会見で新ヒロイン発表

2017年02月02日
『探偵はBARにいる3』始動(左より松田、大泉、北川) 『探偵はBARにいる3』始動(左より松田、大泉、北川)

 東映配給『探偵はBARにいる3』の製作発表会見が1日、東京・銀座の時事通信ホールで行われ、出演の大泉洋、松田龍平、新ヒロインの北川景子が出席した。

 待望のシリーズ第3弾が、前作から4年ぶりに始動。メガホンは『疾風ロンド』の吉田照幸監督がとり、2月中旬にインする。3回目の「探偵」役となる大泉は、「『2』が終わった時から次をやることも決まっていたが、台本作りをじっくりやって、ついに最高に面白いものが出来上がる時がきた。久々の探偵に高揚している」と自身も待ち望んでいたことを語り、グータラ助手の高田を演じる松田も、「北海道に行きたくてやっている映画(笑)」と言うほど現地でのロケを楽しみにしている様子。久々のコンビでも変わらず息の合ったトークを見せ、4年も間が空いたことについて松田が「大泉さんが忙しくてできなかった」とボヤけば、大泉も「あなたこそ大丈夫? 連ドラ(『カルテット』)やってるけど。アクションやるのにバイオリン弾いてるんじゃないよ」と応じるなど、映画さながらの掛け合いを見せて会場のマスコミを何度も爆笑させた。

 同シリーズ初参加で、会見の15分前に大泉と松田に初めて会ったという北川も「生でコンビを拝見して、映画を見ているよう」と2人との共演を喜び、役柄について「謎の多い女。やったことのない新たな挑戦」と自身にとって新境地のキャラクターであることを説明した。

 ストーリー内容は明かされなかったが、空手の師範代であり、これまで無敵だった高田が「負ける相手が出てくる」(松田)という強敵が出現する模様。松田が「アクションが思ったより大変そうでテンションが下がった」と言うほど激しいシーンも盛り込まれるようで、大泉も「毎回探偵はひどい目に遭うが、今回は海を利用される…。書くのは簡単だけど、どうやって撮るの? 死んじゃうよ」と嘆くほど大変な撮影が待っていることをほのめかした。公開は今年冬を予定。最後に大泉は「我々のやりたかった想いを全力でぶつけて、最高の映画にしたい」と意気込みを語った。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。