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東映『続・深夜食堂』舞台挨拶に松岡監督ら

【FREE】東映『続・深夜食堂』舞台挨拶に松岡監督ら

2016年11月26日
『続・深夜食堂』公開記念舞台挨拶(中央が小林薫) 『続・深夜食堂』公開記念舞台挨拶(中央が小林薫)

 東映配給『続・深夜食堂』(公開中)の公開記念舞台挨拶が24日、丸の内TOEIで行われ、松岡錠司監督、出演の小林薫、安藤玉恵、宇野祥平、金子清文、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子、オダギリジョーが登壇した。

 ドラマのスタートから7年、映画版は今作で2作目となり、今や海外でも大人気のシリーズに成長した。松岡監督は「嬉しいが、(新作を作るのは)ハードルが高い。皆さんわかってらっしゃるから(笑)。今まで通りだけど、クオリティは落ちないようにしないといけない。そのさじ加減が難しい」とヒット作の続編ならではの悩みを吐露しつつ、司会から今作も評判が高いことを告げられ、「何とかやり遂げられたかな。(良い)反応にホッとしている」と笑顔で公開後の心境を語った。また、同作を鑑賞するにあたって、「お客さんはお腹が鳴ると思う。でも、自分だけでなく皆さんがそうなので、あまり気になさらず(笑)」と呼びかけ、「お腹が鳴るタイミングは人それぞれだが、笑ったりしんみりしたり、同じタイミングで皆さん一斉にリアクションする。それは家では経験できない。めしやのカウンターにいるような感じで観られる体験映画」と、映画館での鑑賞をオススメした。

 主演の小林は、「いつも思うが、深刻なドラマをやっているわけじゃない。息子の彼女の話とか、若い時にしでかしたことで胸にとげが刺さっていることをとってみたり…。世間では重大な事件が起こっているが、市井の人にとっては、(たいしたことのない)そういう問題が大きな問題だったりする。そんな映画が1つくらいあってもいい」と同作が人々を魅了する理由を述べた。最後は、深夜食堂の世界観を表すため、登壇者全員がビールジョッキを持って報道陣の写真撮影に応じた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。