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東和P『スタトレ~』日本プレミアにJ・J

【FREE】東和P『スタトレ~』日本プレミアにJ・J

2016年10月21日
左からJ・J、前田、ペッグ、リン監督 左からJ・J、前田、ペッグ、リン監督

 東和ピクチャーズ配給『スター・トレック BEYOND』のジャパンプレミアが19日、都内の新宿歌舞伎町シネシティ広場で行われた。来日ゲストは、J・J・エイブラムス(製作)、サイモン・ペッグ(スコット役/脚本)、ジャスティン・リン(監督)の3氏。最後のプレミアの地に選ばれた日本では、ホワイトカーペットや球体スクリーンなど宇宙空間をイメージした演出を施し、ゲストを歓迎した。

 会場には、日本のスタトレファン約350人が集結。3氏が舞台袖から登場すると、割れんばかりの歓声が起こった。その後、サウンドバイツが1時間にわたって行われ、3氏はファン各々が持参したグッズ、パンフレットにサインを書き、記念撮影にはこころよく応じる姿など、目いっぱいのサービスが見られた。

 サウンドバイツの後、3氏は舞台挨拶を行った。シリーズ全作品で来日しているJ・Jは、「ワールドツアーを東京で終えることができてシアワセ」と喜びを語り、「リン監督とペッグのコラボは素晴らしい。切ないのは、私は前の2作品を監督したが、今作がスタトレのベストだということ」と褒めちぎった。大のスタトレファンで、制作していた作品を蹴ってまでオファーを受けたリン監督は、「(オファーは)大変光栄であったとともに、プレッシャーも感じた。ラッキーだったのは、J・Jらが既に築き上げてきたスタッフ、キャストが愛と情熱をもって取り組んでくれたこと」と振り返った。今作では脚本と出演を兼ねたペッグは、司会の「どんな経緯で脚本を?」との質問に対し、「J・Jからたんまりお金を貰ったのさ」とジョークで会場の笑いを誘い、通訳中もマイクパフォーマンスをするなどファンサービスを欠かさなかった。

 当日は、スタトレ誕生から50周年を迎えることを記念したセレモニーも行われ、アンバサダーとして女優の前田敦子が登場、「『スター・トレック BEYOND』公開おめでとうございます。J・Jさんとは1作目公開時に日本でお会いして以来。再会できて嬉しいです」と挨拶した。さらに、会場全体でカウントダウンが行われ、エンタープライズ号のフラッグと50周年のマークが新宿東宝ビルに大きく映写された。ファン熱狂のなか、ジャパンプレミアは幕を閉じた。

 『スター・トレック BEYOND』は、シリーズ3作目。エンタープライズ号のクルーが宇宙の最果てにある未知の領域を探索し、新たな敵と遭遇する物語。21日より全国公開中。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。