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『SW』キックオフイベにケネディPら出席

【FREE】『SW』キックオフイベにケネディPら出席

2015年05月08日
左からケネディP,リドリー 左からケネディP,リドリー

 ディズニー配給『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)のキックオフイベントが4月30日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、ルーカスフィルムの共同会長に就任したキャスリーン・ケネディプロデューサーと、ヒロインに抜擢されたデイジー・リドリーが登壇した。

 アメリカでは、4月16日~19日にアナハイムで公式ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」が行われたばかり。2人はここに出席したのち、世界で初めてのキャンペーンとして日本を訪れた。イベントでは、熱狂するアナハイムの様子がスクリーンに映し出され、続いて解禁されたばかりの特報第2弾も上映された。

 今作は、J.J.エイブラムスを監督に迎えて始動した『スター・ウォーズ』(SW)シリーズ新3部作の第1弾。その全貌はいまだ厚いベールに包まれているが、リドリーが新キャラクター “レイ” を演じることは明らかになっている。ケネディPは「SWはこれまで女性があまり出て来なかったので、今回はそれを変えようという方針になり、 “レイ” というキャラクターを作った」と説明。強く、自信に満ち、身体能力に優れた美人のキャラであると述べ、オーディションではリドリーを見た瞬間に即決だったことを明かした。英国出身の新人女優であるリドリーは「(出演決定の)知らせを受けた後は何日間も眠れなかった(笑)」と話し、演じることになったレイについて「彼女は砂漠の惑星に住んでいて、廃品回収の仕事をしている孤独な存在。でも、彼女が誰かと出会うことでストーリーが展開していく」と語った。製作の進捗状況として、現在は粗編が完了した段階だという。イベントの最後にはR2‐D2も登場し、2人とともにマスコミのフォトセッションに応じた。

 続いて、グランドハイアット東京に会場を移して「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を応援する会」が開催され、多数の業界関係者が出席。さきのイベントに登壇した2人も現れ、和やかなひとときを過ごした。発起人は東宝の高井英幸相談役、島谷能成社長、TOHOシネマズの瀬田一彦社長、東映の岡田裕介グループ会長、多田憲之社長、松竹の迫本淳一社長、秋元一孝取締役、東急レクリエーションの菅野信三社長ら16氏。代表して島谷社長が登壇し、「SWは別格の映画。私は入社2年目に旧日劇で初日にSWを観て、3千人の観客がオープニング映像にうなり声をあげたことを体で覚えている。SWは映画ではなくお祭り。冬に大きな花火が打ち上がるように、皆さんと汗をかいていきたい」とコメントした。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。